2022-01-01から1年間の記事一覧
2022年も終わるので、今年読んだ本を書き出してみる。 記号の意味は次のとおり。 △:読まない方がよかった ◯:読んでもよかったけど読まなくてもよかった ◎:読む価値があった ☆:心が震えた ホモ・デウス ◎ 沈黙のWebライティング ◯ 失敗の科学 ◎ 江戸川乱…
「FOD(フジテレビオンデマンド)で観るべき作品を教えて!」とな。 まず、そもそもFODとはなんなのか? FODはその名のとおりフジテレビが運営する動画配信サービスである。 このたび会員数100万人を突破したとのことだが、このサービスは月額976円だから、…
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 私の2022年は「無」ですね。まじでなんもなかったなという気がします。 でも、数十年後に2022年に何があったか気になるかもしれないので、一応、今年の個人的ニュースを羅列してみます。 楽天ひか…
『科学者たちが語る食欲』を読んだ。 科学者たちが語る食欲 作者:デイヴィッド・ローベンハイマー,スティーヴン・J・シンプソン サンマーク出版 Amazon 本の内容を要約すれば、「人は食いたいものを食っていれば健康に生きられる」ということだ。人間(とい…
ここ最近、いつにもましてブログのネタがないなあ……なんて思いながら、サッカーを見ていて気づいた。 ブログのネタは目の前にあるじゃないか。そう、ワールドカップについて書けばいいのだ。テレビまたはiPadの中で繰り広げられる、世界最高峰の選手たちが繰…
『同志少女よ、敵を撃て』を読んだ。 第二次世界大戦の頃、ソ連では女性も兵士として従軍した。主人公セラフィマが生まれ育った村にドイツ軍が迷い込み、セラフィマは目の前で母を殺され、村人は皆殺しにされてしまう。赤軍(ソ連軍のこと)がセラフィマを救う…
今週のお題「買ってよかった2022」 振り返ってみると、今年は何も「買ってよかった」と思えるものを買っていないことに気がついた。 天体観測用に双眼鏡を買ったが、あまり使う機会もないし、人に勧められるほど有効活用できていない。 無印良品で厚手の木綿…
今週のお題「人生変わった瞬間」 久々に今週のお題にでもトライしてみようと思います。 人生が変わった瞬間といっても、日々の小さな選択の数々が人生を形作っていると考えますと、人生が変わる瞬間などというものはないような気もします。ただ、人間は自由…
紅白歌合戦の出演アーティストが決まった。 今回、私が注目したいのは初出場の緑黄色社会である。 私は今年からアルバムを聴き始め、この数カ月間、毎日緑黄色社会の曲を聴いている。逆に他のアーティストの曲は髭男の『ミックスナッツ』と『Subtitle』、米…
新海誠監督最新作の『すずめの戸締まり』を見た。 面白かった。面白かったのだが、何が面白かったかを言うのがなかなか難しい。『君の名は。』のようなドライブ感は乏しいし、RADWIMPSの音楽の印象も薄い。かといって面白くなかったかといえば、そうではない…
ブログのネタがないので、乃木坂46のMVを見てみた。 まずは『好きというのはロックだぜ』。 直近の表題曲である。表題曲とは(たぶん)CDシングルのタイトルになっている曲のことであり、センターといえばだいたいこの曲においてセンターを務めている人物の…
先日、京都に行ってきた。ので、備忘録を記す。 ちなみに、以下で言う「京都」とは主に京都市の上京区、下京区、東山区を指している(京都盆地の京都駅より北側のエリア)。 京都旅行は選択肢との戦いだ どこに行くかは地図を見ながら決めよう 私の場合 京都…
『六人の嘘つきな大学生』を読んだ。 六人の嘘つきな大学生 (角川書店単行本) 作者:浅倉 秋成 KADOKAWA Amazon 数ヶ月くらい前から本屋に行けばだいたい『同志少女よ、敵を撃て』や『黒牢城』あたりと並んで置いてあるので気になっていた。 『そして誰もいな…
『となりのハト 身近な生き物の知られざる世界』を読んだ。 ハトの生態を紹介する本だ。 となりのハト 身近な生きものの知られざる世界 作者:柴田 佳秀 山と渓谷社 Amazon この時点で、「面白くなさそう!」と思っただろうか。あるいは「お金を払ってまで読…
『東大リベンジャーズ』を読んだ。 『東京卍リベンジャーズ』ではない。『東大リベンジャーズ』である。 東大リベンジャーズ(1) (マガジンポケットコミックス) 作者:船津紳平 講談社 Amazon タイトルでお分かりのとおり、『東京卍リベンジャーズ』のパロ…
『最悪の予感 パンデミックとの戦い』を読んだ。 最悪の予感 パンデミックとの戦い 作者:マイケル ルイス 早川書房 Amazon アメリカのコロナ対策が失敗する経緯を描いたノンフィクションだ。 アメリカが本格的にパンデミック対策に取り組み始めたのは、意外…
あなたは日本で一番賞金の高い文芸賞をご存知だろうか。 このミステリーがすごい大賞である。その賞金はなんと1200万円。このミス大賞ともなれば、ヒット間違いなしなので印税収入も含めればとてつもないお金が懐に入ることになる。 では二番目に賞金が高い…
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んだ。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』については、ネタバレをしないで感想を書くのが習わしのようなので、それに従って中身にはあまり触れずに感想を述べたい(個人的にはネタバレをしてもいいと思うが、ネタバ…
はてなブログで、なんだか面白そうなキャンペーンをやっている。 「エンジニア騎士とクエリの魔女」というゲームをプレイして感想を書いて上手いこといくと、3万円もらえるらしい。3万円はすごい。3万円あれば、電車で両隣に座っている人に一万円札をそれ…
夏に見たい映画といえば、『リリイ・シュシュのすべて』をおいて他にあるだろうか、いや、あるかもしれない。 『リリイ・シュシュのすべて』は、『花は咲く』の作詞でおなじみ岩井俊二、『ROOKIES』でおなじみ市原隼人、南海キャンディーズ山里亮太の配偶者…
『三体X 観想之宙』を読んだ。 三体X 観想之宙 作者:宝樹 早川書房 Amazon 『三体』を知らない人が『三体X』の感想を読むとは思えないので、『三体』についての説明はしない。『三体』を読んでいない人は今日から読もう。めちゃくちゃ面白いから(特に二冊…
真実の愛を探す恋愛リアリティショー『バチェロレッテ・ジャパン』 『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2はこんな言葉から始まる。 この番組のコンセプトは「真実の愛」のようで、ことあるごとにこの言葉が使われる。 youtu.be Amazon Prime Videoの人気…
今週のお題「SFといえば」 今まで読んだSF小説を挙げてみる。 幼年期の終わり 宇宙の戦士 何かが道をやってくる 夏への扉 華氏451度 星を継ぐもの 三体 新世界より ゲームの王国 こんなところか。SFの定義次第ではもう少し読んでいるかもしれないが、とりあ…
『テロール教授の怪しい授業』という漫画がある。 テロール教授の怪しい授業(1) (モーニングコミックス) 作者:カルロ・ゼン,石田点 講談社 Amazon 真っ黒な背景に怪しい笑顔を浮かべる男が表紙。なんだかちょっと手に取りづらい。 中を開いてみると、絵は…
『グレイマン』を見た。昨日7/22に全世界で配信が開始されたNetflixの映画である。 感想を述べる。 面白かった。アナ・デ・アルマスがきれいだった。お金がかかってそうだった。 ……以上である。 まいった。面白かったは面白かったが特に心に残るようなことが…
『呪詛』を見た。今話題の台湾製ホラー映画だ。 www.youtube.com 良質なホラー映画だとは思ったが、怖くはなかった。ドキドキはしたが、これは生理現象なので仕方がない。ドキドキを飛び越えて、「これより先を見たくない!」という気持ちにまでなったかとい…
『バッタを倒しにアフリカへ』を読んだ。 まずは表紙を御覧いただきたい。 バッタのコスプレをした男が虫取り網を構えている。しかも、著者名が前野ウルド浩太郎? う~ん……。完全にふざけている。なんだか安っぽい。 タイトルも『バッタを倒しにアフリカへ…
『チェンソーマン』の感想を先に書いてしまったので順番が前後してしまうが、藤本タツキがまた素晴らしい読み切りを発表した。 『フツーに聞いてくれ』だ。 200Pに及んだ『ルックバック』や『さよなら絵梨』とは異なり、わずか17Pの本当の短編。しかも、作画…
Kくんは小学生である。Kくんのクラスは大所帯で77人もの生徒がいる。 今日は3年に一度のスペシャルな日で、給食でシャトーブリアンのステーキが振る舞われる。 ただし、予算の都合上、Kくんのクラスに用意されたのは400グラムだけ。77人で平等に分け合うと…
チェンソーマンの第二部が今日から始まった。 最高すぎる。この一言に尽きる初回だった。何の意味があるかも分からないが、この感動をとにかく形にして残しておきたいから気持ちの赴くまま記事を書く(いつもそうだが)。 まず、この第98話の最も基本となる…