たぬきのためふんば

ここにはめたたぬきが糞をしにきます。

無の2022年。旅の2023年(にしたい)。

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 

 私の2022年は「無」ですね。まじでなんもなかったなという気がします。

 でも、数十年後に2022年に何があったか気になるかもしれないので、一応、今年の個人的ニュースを羅列してみます。

 まず楽天ひかりですが、通信速度でストレスを受けることがほぼなくなりました。NUROなどに比べて楽天ひかりが特別いいということはたぶんないと思うのですが、やはりモバイルルーターよりは光回線の方が圧倒的によいですね。もはやそれが当たり前になっていて感動とかはないですが。

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 北京オリンピックについては、当時、女子フィギュアスケートのワリエワがかわいそ~と思ったもんですが、プーチンを支持するプルシェンコたちを見ていたら、完全に冷めてしまいました。

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 ウクライナには10万円を寄付しました。赤い羽根募金は財布の小銭を片付ける機会ぐらいにしか思っていない私にとっては大胆な行動です。

 そんな中、おそらくは戦争をきっかけに円安が進行していきました。機を見るに敏な私は(?)、FXを開始しました。おかげで10万円なんて屁でもねーぜってくらい大儲けをした(ただし含み益)のですが、欲をかいて頂点で買い増ししてしまいましてね。おかげでロスカット食らって70万円の損ですわ。俺はぜってープーチンを許さねー。

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 全然話は変わって、緑黄色社会にハマりました。さすがに最近はちょっと気分転換しようかなと思って藤井風を聴いているのですが、藤井風も噛めば噛むほど味が出るんですわー。ちょっと思うのは、一枚のアルバムで数ヶ月は楽しめるので、これCD買ってもいいのでは?という気がしてきています。高校生の頃と違って金ならあるんだ。

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 これは2022年を語る上で外せない事件だと思うので触れますが、安倍晋三元首相が射殺されましたね。まさかこんなことがあるとはって感じです。積み重なった憎悪を目の当たりにするのってすごく辛いです。ウクライナ戦争もそうですが、2022年の世間はまさかこんなことがあるとはの連続でした。まあ2020年とか2011年とかもそんな感じだったので、「まさかこんなことがあるとは」は普通に起こるってことかもしれません。大震災には備えた方が良さそうです。

 それまで「たまに名前を聞く韓国のやべー宗教」だった旧統一教会が一気に身近な存在になったと同時に、自民党のやばさがますます明らかになった感じもあります。だからといって野党に政権を任せようという気にはなりがたい日本の政治状況。閉塞感がすごい~。

 

 京都を旅行しました。久々に旅をして、やっぱり旅って面白い!と再認識しました。久々に京都に行った結果、神社仏閣に対する認識も改まりました。神社や寺って、古より伝わりしエンターテイメント施設なんですよ。立派な建物、鐘やら柏手やらのBGM、線香という名のアロマ、おみくじという名のガチャ、仏像などのアート展示、祭りというイベント、作り込まれた世界観……。ディズニーランドは寺や教会の延長線上にあると言っても過言ではないと思います。

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 祭りの最高峰といえばワールドカップです。今回は一際盛り上がりましたね。

 まず日本ね。死の組に入ってGL突破は絶望的か~という予想を覆しての1位通過ですよ。日本が去ってからも盛り上がりは衰えることを知らず、決勝戦でピークを迎える最高の展開。

 鉄壁のモロッコをやすやすと打ち砕いたフランスの攻撃をアルゼンチンが完全に封じ込めた前半。後半もそれは続き、フランスはチームの中心であるグリーズマンを下げることを強いられてしまう。この時点で2-0です。クロアチア戦の再現を見ているかのよう。このまま勝負は決まってしまうのかーー。ところが、サッカーというのは面白いもので、グリーズマンがいなくなってからフランスが躍動し始めるんですね。デュシャン監督の采配が光ります。後半35分、ついにエムバペが2点をもぎ取ります。勝負は延長戦にもつれ込む。フランスはやはりグリーズマンのチームではなく、エムバペのチームだったのか……。これだけでもめちゃくちゃ熱い試合展開なんですが、このバトルを輪にかけて熱くするのがメッシとエムバペの得点王争いです。延長戦でメッシが得点を記録し、アルゼンチンが再びリード、と同時にメッシとエムバペが通算7点で並びます。しかし、またしてもエムバペがPKでゴールを決める。スコアはまたまたイーブンに。エムバペは通算8得点で得点王に近づきます。結局、勝敗はPK戦に委ねられることになり、これにアルゼンチンが勝利。アルゼンチンはマラドーナの86年以来36年ぶりの優勝。誰もが世界一のプレーヤーだと認めるメッシが、唯一手にできていなかったタイトルをついに獲得。エムバペは得点王に輝くも、表情に笑顔はありませんでした。19歳にして決勝で点を決めて栄冠を掴み、23歳にして56年ぶりに決勝戦ハットトリックを決めた上で得点王、ワールドカップ通算で12得点。歴代最多得点であるミロスラフ・クローゼの16点を超えるのはほぼ確実。ワールドカップにおいてあまりにも多くのものを手にしすぎているキリアン・エムバペですが、彼にとってこの決勝戦で得たものは深い悔しさだけだったのかもしれません。……熱い! 熱すぎる!

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 まあこうしてみると、2022年は盛りだくさんに見えるのですが、それは世間の話で自分がどうこうしたっていうのがあまりないんですよね~。別に安寧であれば無でもいいとは思うんですが、仕事で消耗した結果の無という感覚がありましてね……。あとワールドカップもオリンピックも楽しいんですが、それらに生活の時間軸を合わせないといけないのがわりと無視できないストレスだったりもします。

 というわけで、2023年にやりたいことは旅です。無理しない範囲で祭りに参加したいです。現時点で具体的に思いつくのは、緑黄色社会や藤井風のライブに行ってみるとかでしょうか。紅白やM-1をテレビで見るんじゃなくて会場で見るとかもおもしろそうです。