たぬきのためふんば

ここにはめたたぬきが糞をしにきます。

『ダンダダン』感想

ダンダダン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『ダンダダン』第1巻を読みました。

先日感想を書いた『怪獣8号』と同じ少年ジャンプ+の漫画です。

特撮ヒーローものの『怪獣8号』、スパイものの『SPY×FAMILY』、と昔懐かしのジャンルが多い印象の少年ジャンプ+ですが、こちらはオカルトものです。

まず注目していただきたいのが表紙です。

左に立っている少女の力強い眼差しが非常に印象的です。

この表紙、じっくり眺めると書き込みがなかなか凄い!

画力を感じます。

そう、この漫画、絵が最大の魅力です。

この絵で、美少女が脱いだり、けったいな化け物が襲ってきたりする。

これだけでもうこの漫画を買って読む価値はあると思います。

 

どういうストーリーのお話かといいますと、表紙の女子・綾瀬桃が主人公です。

普通のJKをやっている桃ですが、ある夜、セルポ星人に拉致されます。

セルポ星人の初体験の相手にさせられそうになった桃は超能力に目覚めます。

時を同じくして、桃の同級生・高倉健がターボババアにイチモツをしゃぶられます。

呪いを解くにはターボババアを倒すしかない!

だいたいそんな感じのお話です。

ナンセンスなバカバカしさが魅力。

つまり、ちょっとおバカで、ラブコメを交えつつ、熱いバトルを繰り広げるホラー風味のオカルト漫画。

それが『ダンダダン』なのです。

 

というわけで、第1巻は面白かったです。

まだ第1巻なのでこの先どうなるかは未知数ですが、期待感は大きいですね。

この熱量を第2巻でもキープできるのか?

ここからさらにボルテージを上げていければ、名作になりうるやもしれません。