たぬきのためふんば

ここにはめたたぬきが糞をしにきます。

いかにマイベストを決めるかについて

今週のお題「マイベスト家電」

 

  今週のお題は非常に難題である。何をもってマイベストとするのかが微妙だからだ。

家電とは

 まずは家電とは何かを考えなければならない。一般的なイメージとしては冷蔵庫や電子レンジやエアコンが家電の代表格だが、そこにPCやスマホは含まれるのかと問われるとYESと即答できる人は多くはないだろう。

 そこでWikipediaを参照しよう。

家電機器(かでんきき)とは、主に家庭で使用される電子機器・機械である。

家電機器 - Wikipedia

 というわけで、家庭にある電子機器であれば、家電といえることが分かった。PCもスマホスマートスピーカーも家電と呼んで差し支えない。

選手入場

 出場資格が決まったところで、我が家にある家電をリスト化してみよう。

  • 体重計
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • オーブンレンジ
  • 炊飯器
  • ケトル
  • メガネ洗浄機
  • OculusQuest2
  • PC(ideapad320)
  • iPhone12
  • Pixel3a
  • iPad9
  • Apple Watch6
  • AirPodsPro
  • テレビ
  • ブルーレイディスクプレーヤー
  • ルンバ
  • 掃除機(シャーク)
  • 掃除機(ツインバード
  • 歯ブラシ
  • Kindle Paperwhite
  • Amazon Echo
  • ドライヤー
  • エアコン

評価基準

 さて、次に考えなければならないのは、これらをどう評価すべきかである。

 これは一筋縄ではいかない。例えば、最も多様な価値を提供してくれる物という観点で考えれば、これはiPhoneを置いて他にない。こいつは音楽を流してくれるし、メッセージを24時間受信してくれるし、動画も見れるし、写真も撮れる。最強の家電と言える。

 一方で、生活に不可欠かどうかという観点で考えると、この季節、エアコンなしでは生存すらままならない。電子レンジや冷蔵庫や洗濯機も、ないと生活に大打撃を与えるが、死にはしない(ましてiPhoneなしの生活など一日で慣れるに違いない)。しかし、エアコンなしで生きようと思ったら、どでかい氷を買うしかない。それか夏でも涼しいところに引っ越すしかない。間違いなくエアコンは生活必需品中の生活必需品だ。だが、我が家にあるエアコンは最初から部屋に備え付けてあったもので、自分で購入したものではない。思い入れの全くないエアコンをマイベスト家電に選ぶのには違和感しかない。

 なぜ違和感を覚えるのであろうか。たしかにエアコンはワンノブベスト家電であることに疑いの余地はない。しかし、それは「私にとっての」ベストではなく、「人類にとっての」ベストなのである。

 そこから導き出されるのは、マイベスト家電を選ぶに当たり重要なのは「私だからこそ感じる価値」であるということだ。つまり、今現在私がそれに感じている価値-人類が平均的にそれに感じるであろう価値=評価点ということになる。主には使用頻度や必要度が平均値を超えるであろうかとか、思い入れがあるかとかそういったような考え方になってくるだろう。

ジャッジ

 評価基準が定まったところで、上に挙げた選手たちに大してコメントを付していこう。

  • 体重計:別に体重を記録してどうしたいというアレもないので恩恵も強くは感じない。
  • 洗濯機:土日しか使わないので平均より使用頻度は少ないかもしれない。
  • 冷蔵庫:一週間弱分の食材を買いだめしているが平均的であろう。
  • オーブンレンジ:オーブン機能を持て余している。
  • 炊飯器:毎日米だけど日本人なら普通だ。
  • ケトル:お湯を沸かすのに便利だが、平均的な頻度でしかお湯を沸かさないだろう。
  • メガネ洗浄機:あんまり使ってない!
  • OculusQuest2:平日に使う時間がない。
  • PC(ideapad320):平日は5分くらいしか使わない。
  • iPhone12:一般人より依存しているってこたないだろう。
  • Pixel3a:家でしか使ってないし、iPhoneから乗り換えようという気にまではならなかった。
  • iPad9:動画と漫画とメモ専用機だし、平均より使いこなしているか微妙だ。
  • Apple Watch6:電車に乗る時ベンリだが、平均より活用しているかというと微妙だ。
  • AirPodsPro:こいつのおかげ(せい)で音楽を聴く習慣が付いている感じがあるが、家では使わないし平均より使っているかというと微妙だ。
  • テレビ:テレ東の坂道番組と水ダウとブラタモリ専用機だ。
  • ブルーレイディスクプレーヤー:年に数回しか使わない。
  • ルンバ:週に一回しか動かさない。
  • 掃除機(シャーク):ルンバがあるから使う機会が少ない。
  • 掃除機(ツインバード):シャークを買ってから一回も使ってない。
  • 歯ブラシ:Kiss Youの方がきれいになる説ある。
  • Kindle Paperwhite:毎日お世話になっとります。
  • Amazon Echo:週に一回しか話しかけない。
  • ドライヤー:毎日使っているが、女子に比べれば重宝度は低いだろう。
  • エアコン:冬はほぼ使わないから平均より使用頻度は低いだろう。

勝者:Kindle Paperwhite

 全体的に低レベルの争いを制したのは、Kindle Paperwhiteとなった。

 正直、私は読書家と言えるほど読書量が多いわけではないので、悩ましいところだが、文化庁の平成30年度の調査によると日本人の80%は月に2冊以下しか読まないらしい。

国語に関する世論調査 | 文化庁

 年間50冊くらい読んでる私は、平均よりは本を読んでいると言っても問題なさそうだ。ということはKindle Paperwhiteも平均より活用できているに違いない。

 この読書習慣を築いてくれたのもKindle Paperwhiteなのだ。本が人生を変えるとすれば、Kindle Paperwhiteは私の人生に大きく影響を与えていることだろう。

 そこらへんの詳細はこの前の今週のお題で書いた。

weatheredwithyou.hatenablog.com

 参考までに、Kindle Paperwhiteの利点を挙げておく。

  • 軽い。
  • 小さい。
  • 電池長持ち。
  • 目に優しい(気がする)。
  • (セールの時は)安い。
  • 夜道でも読める。
  • たくさん本が入る。
  • 基本的に電子書籍は紙より安い。

 電子書籍を読んだことがない人はもちろん、iPadを持っている人でもKindle Paperwhiteを買ってみてはいかがだろうか。