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雪原に人が一人。おそらくはドローンによる空撮。白い服を着ているため、遠くからでも長い黒髪が視認できる。
次のカットで、矢田萌華のアップ。雪原と白い肌の中で、薔薇の花びらのように赤い唇が美しい。
最初、誰か分からないところから始まるのが良い! 我々はまだ6期生のことほとんど知らないわけじゃないですか。我々の心情と映像がシンクロしています。
それにしても『ゴールデンカムイ』かってくらいの一面の雪。画面の枠付近に映るのも林ですから、人里離れた場所に見えます。
雄大な自然っていいですよね……。このMV、当然主役は乃木坂466期生なんですが、第二の主人公は背景ですよ。坂道の表題曲MVって、大自然をバックに撮られることが意外とないのではないでしょうか。私が思い出せる範囲だと欅坂の『世界には愛しかない』のMVくらいなんですが、あれも北海道がロケ地になっていましたね。(今回のMVは塘路湖周辺で撮られているようです。)北海道はアイドルを輝かせる大地です。
私は動物が好きなので動物園も好きなんですが、それより好きなのが街中とかに不意に現れる動物なんですよね〜。檻の中で人間に餌もらって生きている動物よりも、自然環境の中で生きている動物の方がより自然体な感じがします。己の能力を使って自由に生きていて、それが何より美しいと思う。
雪の中の矢田萌華を見ていたら、人間も同じかもしれないという気がしてきます。服を脱ぎ捨てて、人間用にデザインされていない場所にいる時が、人間が最も美しく輝く瞬間なのかもしれませんね。野獣の毛皮を着て、石槍でマンモスを狩るMVとかあったら、最高のMVになるのではないでしょうか。
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と思ったら、今度は美しい建物の中で踊る6期生ちゃんたち。
この建物は八ヶ岳高原音楽堂だそうです。世の中にはロケ地を即座に特定してしまうすごい人たちがいるもんですが、大変助かりますね。
八ヶ岳ってことは長野県ですよ。なんと、このMV、長野と北海道で撮られているんですね。一箇所で撮った方がコストは抑えられはずですが、乃木坂の財力があれば、新人のために二箇所(しかも東京からそれなりに遠い地)でMV撮影することも可能。
別荘地の音楽好きが集まった結果、生まれたのが八ヶ岳高原音楽堂なのだとか。いやはや、特定の属性の人が集まると何かが生まれるものです。スヴャトラフ・リヒテルや武満徹がアドバイザーだそうで、一生に一度はこういうところでコンサートを聴きたいものですね。
八ヶ岳高原音楽堂は、吉村順三氏の晩年の設計によるもの。吉村順三氏はなんかすごい人らしいです。他の建築物だと、奈良国立博物館新館(東大寺の前にあるやつ)は私も知っていました。
いや、氏の凄さを私のような素人が頑張って説明する必要などないでしょう。この建物を見たら、一発でわかります。
ただ美しいだけじゃなくて、木が印象的な建物であることがこのMVでは重要です。この木によって、(そして最初のカットでわずかに林が映っていたことによって、)先ほどの雪原とこの空間の間に繋がりが生まれます。
素晴らしい建築物もまた6期生ちゃんたちを美しく飾り立てます。
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くるっとして、ひらっとして、ぴょんぴょんしてから、向かって右上を流し見る矢田萌華が美しい。
矢田ちゃんは、目の使い方が上手い! このMV、ぜひ矢田ちゃんの目に注目して観てほしい。
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再び雪原に戻って矢田ちゃんの膝上ショットなんですけど、さっき人間は全裸の方がいいんだなんて書きましたが、白いトレンチコートを纏っている矢田ちゃんも良いですよねえ。大人っぽさと、若干のまだ馴染んでない感もありつつ、新社会人の雰囲気。
袖をぎゅっと絞っているのは、寒風避けのためだそうです*1。
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さっきから矢田ちゃん矢田ちゃん言ってますが、私の最推しは瀬戸口心月ちゃんです。最初からずっと可愛すぎる。この子こそ乃木坂史上最強の逸材だと思ってますよ私は。矢田ちゃんもいいですが、夏曲センターは瀬戸口心月ちゃんでお願いします。
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瀬戸口心月ちゃんかわいい。この子は基本の眉毛が八の字なところが非常に良いんですよ。普通にしてるだけで憂いを帯びて見える。それが「この子は何を思っているんだろう?」という想像を喚起して、見ていて全然飽きないんですよねえ。
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それと対照的なのが、シンメトリーの位置にいる森平麗心ちゃん。この子は基本の眉毛がV字なんですね。顔を見ただけで陽キャと分かります。
どうでもいいんですが、「心」を「み」と読ませるのが流行りなんでしょうか? 有識者によると1899年生まれの人の名前にこの読みが使われているようで*2、近年のキラキラネームの系譜ではないようですが。
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長嶋凛桜ちゃんもV字族です。この子も絶対に陽の者で間違いありません。頭も良さそうだし、家も裕福そう。あと地味に(?)この子もすごい美人ですね。
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「な〜いから〜♪」のとこの長嶋凛桜ちゃん、全身で踊っていてとても良きかな。
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愛宕心響ちゃん。目が印象的です。でも一番気になるのは名前です。「心」を「ここ」と読ませるの、最近よくありますね。「心愛」と書いて「ここあ」みたいなね。私はどうかと思います。「心」は「こころ」だろと。「ここ」と「ろ」は不可分だろと言いたい。「響」で「ね」と読ませるのもいかがなものでしょうか?
……と思ったのですが、愛宕家に限ってはこのような名付けも故なきことではないかもしれません。というのも、愛宕(あたご)は、明らかに漢字表記と意味が接続していないからです。「あたご」という和語又は外来語が先にあり、そこに「愛宕」という漢字を当てたのでしょう。なぜ「あたご」に「愛宕」なのかはよくわかりません。宕の音読みは「トウ」、訓読みは「ほらあな・ほしいまま」らしいので、宕を「ご」または「たご」と読ませる余地はなさそうです。仮に「あ」に「愛」を当てているのだとしたら、「ここ」に「心」を当てるのもありです。
「心響でここねと読ませるのはおかしい」と言われたら「じゃあ愛宕であたごと読ませる理由を教えろ」と反論すればいい。愛宕家、強い。
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「なんとっかして〜♪」のおしゃれひげダンス好き。
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大越ひなのちゃんもめっちゃ美人さんですね。いや乃木坂なので全員美人なのが前提ではあるんですが。えくぼが良いですよね。えくぼの何が良いのかはよくわかりませんが。6期生最年長の20歳ですが、即戦力候補の一角だと思います。
海邉朱莉ちゃんは紹介PVでは櫻坂の上村に似ていると思ったんですが、意外にも6期生の中では最高身長です。たぶん舞台映えするのではないでしょうか。リバウンドを制してほしい。ちなみに6期生最小は瀬戸口心月ちゃんです。可愛い。
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瀬戸口心月ちゃんかわいい。笑顔になると眉の角度が付いて、より八の字になって困り顔になるの矛盾しててかわいい。
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瀬戸口心月ちゃんかわいい。「片想い〜」で肩をポンポンと叩くのはやはり「肩重い」というダジャレなのでしょうか!?(その前の手を回すところは時計を表していると想像している。)
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森平の肩の入れ方がいい。この曲の振り付けは、肩がポイントではないかと思っとります。肩を使うということは必然的に上半身の捻りを伴うのですが、色気は捻りから生まれます。
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後ろのアーチが気になりすぎる。これは釧路市立幣舞(ぬさまい)中学校。ちなみに幣には旅立ちのときの贈り物という意味があるようです。今回のMVにピッタリじゃないか!
釧路出身の建築家毛綱毅曠(もづなきこう)氏の手によるもののようです。市立なのに明らかに無駄なアーチがあるのが衝撃的。どうやって予算をもぎとったのか分かりませんが、この中学校の建築に携わった人々のおかげで釧路市に価値ある資産が生まれたと思うと感慨深いですね。居住性は必ずしも良くないようですが、なんとか建物は残して欲しいものです。
建物が印象的なMVというと『シンクロニシティ』や『人は夢を二度見る』がありますけど、「乃木坂と巡る名建築」の思想で今後もMVを作って欲しいなあ。
このアーチが映像にパワーを与えてくれていますよね。
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森平ちゃん、スカートたくし上げすぎです。
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ここも矢田の目がいいんだ。「目」が良いというと、目を開いていれば良いんだと素人は思ってしまいますが、むしろ逆。矢田ちゃんは目を閉じることで目を際立たせています。(監督かコレオグラファーの指示かもしれません。)
最初はまっすぐカメラを見つめて、ターンする瞬間に目を閉じるんです。これが余韻を残します。(たぶん。)
1:35~
増田三莉音ちゃんの笑顔が素敵。増田ちゃんは、お母様が古い映画がお好きということなので、ミリオンダラーベイビーかスラムドッグミリオネアから着想を得た名前かもしれませんね(古くないけど。増田ちゃんの生年に近いのはスラムドッグミリオネアの方ですね。ミリオンじゃなくてミリネなのもミリオネアから取ったからという理由も付きます。いや、あるいはライザ・ミネリから取った可能性も?)。サンリオ説もありますが。
それはともかく、増田ちゃんはすまし顔をしている時は西野七瀬似なんですが、破顔すると昔の掛橋沙耶香に似ているなと思いましたよ、私は! 掛橋推しだった私としては増田ちゃんも推さないわけにはいかない可能性が高いです。
ほいで隣の川端晃菜が6期生最年少の14歳。全然見えませんね。良くも悪くも大人っぽいですが、これでまだ原石の状態とはちょっと理解できません。
この二人が最年少コンビです。プロ野球でも大卒がいいのか高卒がいいのか問題がありますが、中学生で乃木坂に入るのが果たして良いことなのかどうかは難しいところです。乃木坂のヒエラルキーは加入時点で概ね固まりますが、年少組はこの時点では下のランクに位置しがち。齋藤飛鳥のようにヒエラルキーを駆け上がるのは稀なことです。齋藤飛鳥は当初いちごみるくが大好きキャラで迷走していましたが、そこからキャラ変して第二創業的に覚醒しました。川端氏もどんどん迷走するのがいいかもしれませんね。
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「ついたら〜♪」の森平ちゃん、なぜか欅坂感を感じるのは私だけでしょうか。
1:46~
思い出だけが空に舞ったら風が思いのほか強く吹いてきて笑ってしまう瀬戸口心月ちゃんかわいい。
2:00~
ここからの一連のワンショット良い。瀬戸口心月ちゃんかわいい。
2:25~
突然現れる瀬戸口心月ちゃん可愛い。正面からの瀬戸口心月ちゃんも可愛い。
2:34
ここでも矢田の瞬きが発動してるんですよ。「トーライアルはもうできない」の「き」、向かって左に向いて、そこから右に切り返すタイミングで瞬きをしている。偶然かとも思ったんですが、これは多分わざとやっています。
2:40~
シンプルに、二の足ステップが可愛い! あと矢田だけが左手で口元を隠すようにして、怪しげに笑うのがまた印象に残りますね。
3:00
ここでも矢田がやってます。「限られた時間〜」の「ぎ」と「た」で2回瞬きするんです。それがなんかすごい心に残る。この子はなんなんだ? 両目でウインクしてんのか?
井上和ちゃんもそうですが、優れたアイドルというのはただ顔が可愛いだけじゃなくて表情を操るのがすごく上手い。このMVを見る限り、矢田萌華はすでにその術を完璧に会得しているようです。矢田萌華……恐ろしい子!
3:02~
タイトルがドーンと出て、左行ってー右行ってーからの、上空からの林ドーンです。ここにきて、おそらく初めての無人ショット。非常に印象的です。
イントロ:雪原(トレンチ)と音楽堂(ドレス)
1番:学校(ブレザー)と音楽堂(ドレス)
2番:塘路湖(ドレス)と音楽堂(ドレス)
3番:音楽堂周辺の山地?(ブレザー)と音楽堂(ドレス)
という具合に、場所と衣装が変わって行っているんですよね。
3:13
コツコツ×2からの顎に手を当てるぶりっ子ポーズ。かわえ。
瀬戸口、矢田、森平の3人が踊っていますが、手首の使い方がしなやかなのはやはり矢田ちゃん。顎に手をやる時に小首を傾げるのもあざとい。森平も同様にやっていますが、あざとすぎてちょっと面白くなっちゃってますね。顔自体は瀬戸口美月ちゃんが圧倒的に可愛いですが、顔の使い方という点では矢田ちゃんに分がありそうなことは私でも認めざるを得ません。
3:18
またワンショット。さっきの吹雪の中よりもナチュラルな感じの6期生ちゃんたちです。
ここも矢田ちゃんは目を閉じた状態から始めて目を開けながらこっちを見るんです。ただじっと見つめるのか、目を閉じた状態で始めるのか、または終わるのか、それとも合間に瞬くのか。色々なパターンがありますね。
3:20
愛宕長嶋のL字ガードエルボーからの、増田川端のがぁんばぁって〜♪が良い。
『絶望の一秒前』は当日になって歌詞変更というか判明したというからしいのですが、このMVは確実に大部分完成してから撮影していますね。
3:46~
ここからは木が印象的です。ただの木が美少女のそばに立っている。ただそれだけなのに、木が彼女たちの心情を語っているような気がしてしまいます。不思議ですね。
4:05~
夕日直前の太陽を背に一列に並ぶ6期生ちゃんたち。撮影もタイムリミットを気にしながら行われたに違いありません。BGMがなければ『シャイニング』のアレみたいな不気味さも感じますが、(卒業を前にした)彼女たちの不安を表しているのでしょうか。
4:10~
小津玲奈ちゃんは笑顔が素敵です。『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘のコスプレしたらめっちゃ似合うと思う。安二郎ちゃんと呼びたい。
安二郎ちゃんは顔が濃ゆい感じがしますが、対照的に薄い感じなのが鈴木佑捺ちゃん。系統としては大園桃子タイプで、今のメンバーの中には競合がいないかもしれません。ニッチな客層から根強い人気を得そうです。顔だけだと奥ゆかしそうな印象を受けますが、インタビュー記事の感じからだと意外とハキハキ喋るタイプかもしれません。
4:15~
長嶋凛桜ちゃんと瀬戸口心月ちゃんが腕相撲をしているのですが、長嶋凛桜ちゃんが両手を使っている? 瀬戸口心月ちゃんは意外とパワータイプのポケモンなのです?(ポケモンにパワータイプはない。)
4:19~
カメラから顔を出して顔を傾けながら笑う矢田。あざとい。
多分ですが、ただ傾きながら矢田が笑うだけではそこまで印象には残りません。ポイントとなるのは、カメラです。
目なら瞼があるので自在に瞬きができます。瞬きが魅力を生むのであれば、同じことを顔面の規模でやりたいですね。となると瞼の代わりになる何かを使う必要があります。2:40~では手を使っていましたが、ここではカメラを使っています。
4:26
日が沈んで、空が紫色になっています。日が沈むのは卒業の暗喩でしょうが、それは同時に乃木坂46への加入を意味しているのかもしれませんね。
4:34
再び雪原へ。 ここも矢田の瞬きから始まります。
4:59
写真の後ろに乃木坂46の文字が隠れていて、6の文字が紫色に染まると。とにかく「隠す→見える」「見える→隠す」の変化がこのMVの見どころです。(と考えると、矢田ちゃんの様々な瞬き術は、監督の指示の可能性が高いかもしれません。)
この演出によって、一面の銀世界はまだ何色にでも染まれる可能性を表していることが示されます。逆に言えば、学校はこれまで積み上げてきたものを表しているということになるかもしれません。
っていうことなんですよ。
とにかく一番重要なのは瀬戸口心月ちゃんが可愛すぎるってことです。素材が別格すぎます。
それに対して、素材の活かし方が別格なのが矢田萌華。美しさとは何かを教えられた気がします。美には、静的な美と動的な美があるのだと。ただ目が大きくて可愛い。これが静的な美。それに対して、伏目にしたり、見上げたり、流し目をしたり、目を動かすことで生まれる美しさ。これが動的な美。アイドルにおいて重要なのは後者。前者はもう前提としてみんな備えているから。
そして、動かせるのは眼球だけじゃない。瞼も使える。この点に着目して古来使われてきた技法がウインクですが、ただの瞬きもタイミング次第で技になりうる。
さらに、この考え方は顔全体にまで拡張することも可能。いや、体全体にまで拡張できるでしょう。たぶんそのことはみんななんとなく分かっています。柱の影からばっと出てくる女の子は可愛い。それはみんな知っている。問題は、なんとなく分かっている状態から技術へと昇華させていく必要があるということ。妄想デート企画のときにだけアイデアとして降ってくるとかではなく、日常で使えるレベルにまで身に染み込ませること。これがアイドル道……。ザロングアンドワインディングロード……。ということなのですか!?
瀬戸口心月ちゃんには、矢田ちゃんから技術を盗んで最強のアイドルになってくれることを期待しています。
三番目に大事なのは、大自然と名建築って良いよねってことです。乃木坂のMVで知る名建築シリーズを今後もお願いします。
というわけで、『タイムリミット片想い』のMVが最高すぎました。
私の予想では瀬戸口、矢田、増田、大越は最初期から選抜常連になるはずです。特に瀬戸口と矢田はすでにセンター候補に入っていると思います。100兆ジンバブエドルを賭けてもいい。ほかの子は分かりません。可能性の獣。ただ長嶋凛桜ちゃんには期待したいところです。
余談ですが、何度も聞いているうちにこの歌は入れ子構造なんだと気付きました。
学校を卒業するまでに、これまでの自分を卒業しなければならないという構造なんですね。外的な卒業と内的な卒業の二つがあるんです。環境の変化が、生き方の変化を誘発する。逆に言えば、生き方を変化させたければ環境を変化させればよいということでもあります。
なぜ内的な卒業をせねばならないのかといえば、恋慕する「あなた」からは卒業したくないからです。何かを維持するためには、何かを捨てなければならない。いずれにせよ人は何かを卒業していかなくてはならないのです。
卒業を死に置き換えて考えることもできます。人の命には限りがあるから、何度も何度も生まれ変わって成長していかなければならない。乃木坂とはメメント・モリのグループなのですね。
生まれ変わると言っても、過去の自分がゼロになることはあり得ません。何かしらは新しい自分に受け継がれているはず。これは乃木坂46というグループの話でもあります。今回のMVでも吉村順三と毛綱毅曠はすでにこの世を去っていますが、彼らが設計した建築物はまだこの世に残っています。仮にそれらの建物がなくなったとしても、彼らの精神は誰かに受け継がれて生きていくはずです。
それは乃木坂においても同じ。生駒ちゃんが卒業したからって、生駒ちゃんが乃木坂にいた意味なんてなかったということにはならない。白石がいて、西野がいて、生田がいて……そういうふうにして今の乃木坂がある。
乃木坂は人類。