たぬきのためふんば

ここにはめたたぬきが糞をしにきます。

テレビがぶっ壊れた

テレビがぶっ壊れた。

一人暮らしを始めた時に買ったテレビ。

地デジはフルハイビジョンだと知りつつも、なんとなく4Kの方が良い気がして4K対応が欲しくなってしまうのが人の性。

サイズは大きい方がいいと思って49V。

もちろん録画機能付きでネット接続できる。アマゾンファイアースティックなんてなくたってPrimeVideoもNetflixも見られる。Abemaは見られない。

有機EL の方が綺麗に見える気がするけど流石に有機ELは10万超えしかないから諦めた。

それでも国産テレビでこの性能だとかなり高くつく。迷わず海外産に飛びついた。

LGの49UH6100。

81,800円だったところ、Amazonのタイムセールで64,800円。

まあまあ良いお買い物だったのではないか。

 

6年後、月曜の夜。

仕事から帰ってきてテレビを付けたら、画面が青くなっていた。

NHKさん、映像トラブルですか?」

そんなことを思いながら、録画していた『乃木坂工事中』を見たらやはり画面が青かった。

映像トラブルを起こしていたのはNHKではない。我が家のテレビの方だった。

『乃木中』の途中で不安になる。このテレビ、いつまで青い色なんだろう?

ふいに通常の色合いに戻り、また青くなる。

コンセントを抜いて、一日放置してみた。

翌日、電源を入れたが、相変わらず色は変わり続けている。

無論、定期的に色が変わるからといって困ることはない。

色が変わっても映像は見えるのだから。

しかし……しかし……。

2Pカラーの弓木よりノーマルカラーの弓木の方が可愛い!

 

というわけで、新しくテレビを買うことにした。

家電を処分するのは面倒だし金がかかる。

しかもテレビは粗大ゴミにも出せないらしい。

家電量販店のオンラインストアで購入して回収してもらうのがよさそうである。

肝心なのは何を買うかだ。

テレビ選びは難しい。

なんせ種類が多い。多すぎる。その割に差別化があまりされていない。

横断歩道を渡って、いつも思う。こんな風に心に信号があればいい。

ならば心に信号を作ろう。

選択の基準になりうる要素は様々にあるが、結局のところ肝心なのは以下に絞られる。

  • サイズ

サイズのみ。

サイズのみである。

言うまでもなく価格は重要だ。

テレビの価格を左右する要素の多くは画質に関連している。

しかし、はっきりいって、自分には画質の良し悪しを見極められない自信がある。

ついでにいうと画質に拘るようなコンテンツを見ることもあまりない。

テレビで毎週見ているのは『水曜日のダウンタウン』『乃木坂工事中』『新・乃木坂スター誕生』『そこ曲がったら、櫻坂?』『日向坂で会いましょう』くらいだ。

今年に入ってからは毎週映画を見ているが、古い映画が圧倒的に多い。

最新のアニメやYouTubeはたいていiPadで見る。

間違いなく画質はそんなに気にしなくていい。

というわけで画質にはこだわらないことにする。

ここからかなり多くの選択肢をふるいにかけることができる。

まず有機ELか液晶かについては、有機ELは圧倒的に高いので選択肢から排除できる。

量子なんちゃらもいらない。

画質以外の、録画できるか否か、配信サービスを利用できるか否かなどの要素に関しては、だいたいのテレビに付いているから気にする必要がない。

ついでにいえば、だいたいのテレビは4K対応なので、4K対応か否かも気にする必要がない。

残るはサイズのみである。

さすがの私もテレビ画面の大きさは判別が付く。これは重要な要素と言っていい。

問題はどのくらいの大きさが必要かということだ。

iPadでも全然気にならずにNetflixやらYouTubeを見ていることを考えると、本当はサイズはある程度小さくても問題がないはずだ。

だが、なんとなく今より小さくなるのは嫌だ。

テレビを小さくしても、テレビ台は小さくならない。

さすがにテレビ台まで買い替えたくない。

テレビ台がそのままなら、テレビを小さくしても別に部屋が広くなるわけでもない。

もちろんテレビ台の上のスペースは空くが、そこを空けてどうしたいというアイディアもない。

サイズは大きく変えないことにする。

結果、無数にあった選択肢はかなり絞られる。

安い部類に属する中に唯一ある国産(っぽい)東芝REGZA

前回は外国産だったから今回は国産にしてみよう。

「もし、REGZAはハイセンスのブランドですよ?」とかそんなことはどうでもいい。

下の記事を読めば、中国企業に買われたからといって中の人まで中国に取って代わられるわけではないことが分かる。

www.itmedia.co.jp

というかそもそも外国産より国産を優先する理由もないので、結局こういうのは気分の問題である。

決心のきっかけは理屈ではなく、いつだってこの胸の衝動から始まるのだ。

 

とはいえ、これだとただメーカーが変わっただけで、代わり映えがしなくて面白くない。

せっかくなのでスピーカーも買ってみることにした。

JBLの2万円ぐらいのやつ。お試し価格。

テレビのスピーカーとホームスピーカーでどのくらいの差があるのか?

最近買った乃木坂のライブBDを見るのが楽しみだ。

決心のきっかけはテレビがぶっ壊れたことでした。


www.youtube.com