たぬきのためふんば

ここにはめたたぬきが糞をしにきます。

2022-03-13から1日間の記事一覧

『和解』日記はエンターテイメントになる

『和解』を読みました。 和解 (新潮文庫) 作者:直哉, 志賀 新潮社 Amazon 小説の神様・志賀直哉の作品です。表紙のおじいさんも志賀直哉です。 この小説は1917年に発表された作品です。第一次世界大戦の頃ですから、かなり古い作品です。ですが、『雪国』と…

『雪国』は織姫と偽彦星の物語?

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。 日本で一番有名な小説は、おそらく『吾輩は猫である』だと思います。 タイトルと同じ一文から始まる冒頭がかなり有名で、キャッチーさもある。しかも、作者があの元千円札のおじさん、夏目…